事実婚や同性婚の方の収入合算ができる住宅ローン
住宅ローンでは、ご夫婦の収入を合わせて借りることを、収入合算といいます。
ご夫婦の他に、父母や子供との収入合算があります。
入籍したご夫婦や父母・子供であれば、夫婦関係、親子関係を証明することは難しくありませんので、収入合算をするときに困ることもありません。
事実婚の方や、同性婚の方は夫婦関係を証明することが難しく、金融機関の審査基準でも収入合算が認められていませんでした。
「入籍しなければ収入合算できない」というのが今までの常識でした。
ですが、近年、事実婚や同性婚などの多様な価値観にも理解が広がり、事実婚の方や同性婚の方も収入合算ができる金融機関が増えています。
夫婦関係を証明するものとして、自治体の発行するパートナーシップ証明書や、未届けの夫/妻の記載のある住民票、後見契約や合意契約を取り交わした公正証書などが認められています。
※金融機関によって証明する書類が異なりますので、審査の前にご確認ください
このような記事を掲載することで、様々な価値観が受け入れられ、多様な家族の在り方が認められる社会の実現に向けて、少しでも貢献できれば幸いです。