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住宅ローンの基本!【団体信用生命保険(その1)】

住宅ローンを返済中に借入者が亡くなってしまった場合、住宅ローンはどうなるかご存じですか?

今回はそのあたりをご説明していきます。

 

◆住宅ローン返済中に借入者が死亡した場合

 

返済期間中に借入者が亡くなった場合、本来は住宅ローンなどの負債(借金)は相続人に相続されるものです。つまり、ご家族に住宅ローンが残ることになります。

何千万円という大きな借金がご家族に残されると考えると、住宅ローンを借りることに躊躇する方も多いのではないでしょうか?

 

そのリスクを減らす為に、「団体信用生命保険」というものがあります。

 

これは、返済期間中に借入者が亡くなってしまった場合、残された住宅ローンを全額、生命保険で返済(完済)し、残されたご家族には住宅ローンが残りません。

ほとんどすべての金融機関において、住宅ローンを借りる場合は、万が一の備えである「団体信用生命保険」の加入が義務付けられています。

 

◆団体信用生命保険の費用は?

 

一般の「団体信用生命保険」の保険料は、借入者が別途費用負担する必要はありません。

保険料は金融機関が負担してくれます。

ただし、「団体信用生命保険」にはいくつか種類があり、ガンや脳卒中、心筋梗塞などの重大な病気や診断された時などに保険金が支払われる「疾病特約」を付加したり、健康状態に不安があり、一般の「団体信用生命保険」に加入できない方も加入しやすい「ワイド団信」などの場合は、別途保険料が必要であり、大抵の場合は金利を上乗せすることで、保険料を支払う仕組みになっています。

 

◆団体信用生命保険に加入できない場合は?

 

「団体信用生命保険」は、他の生命保険と同様に健康状態に問題のある場合は加入できません。

加入できない場合は、フラット35の他のほとんどの金融機関において住宅ローンを借りることは出来ません。

「団体信用生命保険」に加入せず、フラット35を利用することは可能ですが、返済期間中の借入者の死亡時は、ご家族に住宅ローンが残りますので、残されたご家族がどのように住宅ローンを返済していくのかなども考慮の上、ご利用ください。

 

 

住宅の購入の前に、住宅ローン事前審査の際に、「団体信用生命保険」の審査を行う事もできますので、健康にご不安のある方は、事前にお知らせください。

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